2016年4月30日土曜日

リッツ缶ロースターの使い方〜とりあえず焙煎編

ロースターの作り方を載せたので、今度は使い方の説明。
…と言っても、この「とりあえず焙煎編」では難しいことは考えない。
生豆をカップ1杯(約150g)ぐらいロースターに入れて、ガスレンジの火にかけ、ひたすら缶を上下にがしゃがしゃと振り続けるだけ。豆がおいしそうな色になったら火からおろしてザルなどに豆をあけてファンやうちわなどで冷やす。
これでオシマイ…なんだけど、これだけではあまりにも説明としては不親切なので、もう少し詳しくぼくの使い方を書いておこう。

2016年4月29日金曜日

簡易コーヒー・ロースター

もうずいぶん前のことだけど、ぼくがエスプレッソを飲み始めた頃、エスプレッソ用のいいコーヒー豆を入手することが難しかった。別にエスプレッソ用と言っても特別な豆ではなく、普通のコーヒー豆でもエスプレッソで飲めるのだが、そこは好みというものがある。深煎りならいいってもんじゃないけど、ドリップを想定した焙煎度の豆だとちょっと浅い。好みの焙煎度の豆を見つけても、味が気に入らないとか、まあ、とにかくあれこれのコーヒーショップを回って探したりもした。ところが、「これだ!」と思うような豆はなかなか見つからない。
そんなある日、韓国の友人が「それなら自分で焙煎すればいい」という。簡単だから、というので、それじゃ、とばかりにコーヒー屋で金網の焙煎器を買ってきて自分で焙煎してみたら、ホントにそこそこ満足できてしまう。高級な豆屋で高い値段の豆を買わなくても、自分が必要な時に好みの味のコーヒーが飲める。少なくとも、それ以来、ぼくはコーヒーは自分で焙煎するようになった。
最初のうちはいわゆる「手網焙煎」というやつでやっていたのだけど、ネットでミルク缶を使って焙煎器を作る方法を見つけた。なかなか良さそうだったのでミルク缶と同じようなサイズのリッツ缶を使ってやってみたところ、具合がよろしい。手網よりいい感じに焙煎できる…のだけど、使っているうちに音がうるさいとか、自宅のガスレンジの温度検知器が作動して火が小さくなるとか、熱量が足りないとか、それなりに不満も感じるようになった。