2014年6月26日木曜日

韓国内の米軍基地村慰安婦

6月25日、韓国CBSラジオの「鄭寛容(チョン・グァニョン)の時事ジョッキー」という番組の中で、韓国内の米軍基地の基地村で性売買に従事していた女性たちが国家を相手に損害賠償請求訴訟をするというので、訴訟をまとめている人とのインタビューを流していた。
韓国の米軍相手の基地村については広く知られている。ただ基地村の運営に韓国政府や米軍が関与していたという話は、これまで一部では伝えられていただけで、あまり知られていなかった。そこに政府に対する訴訟ということになると、ちょっと展開は違ってくるかもしれない。ぼく自身、このあたりの詳しい事情はよく知らないので、提訴に至る経緯だとか、そのへんはよくわからない。しかし韓国政府や米軍までが組織的に「基地村」の運営に関与していた責任が裁判で認められたら、まあ、それだけで十分大きな影響があるだろうけど、最近の日本軍慰安婦に関する議論にも影響してくるかもしれないし、日本の右翼が「韓国だってやってたじゃん」と喜ぶかもしれないし、朴裕河氏をめぐる議論にも関係してくるかもしれない。
ラジオのインタビューは、そうしたいろいろなこともおそらく念頭に入れて行われたのだと思う。

参考までに、CBSのサイトに掲載されていたインタビューの書き起こしを海賊翻訳してみた。以下は翻訳。

2014年6月23日月曜日

鈴木章浩議員のヤジの意味

鈴木章浩都議が「早く結婚したほうがいいんじゃないか」というヤジで世間から袋叩きにされている。白々しく自分ではないと言っておいて、今ごろになって認めて神妙に謝罪をしてみせ、それでも議員は辞めないというのだから、卑怯なやつだと思う。

でも謝罪会見を聞きながら、「何か違う」という印象が拭えない。ウソをついて逃げようとしたこと、辞任もせず居座っていることも問題なんだろうけど、それだけではない。
鈴木章浩都議は、「少子化・晩婚化のなかで早く結婚して頂きたい」と思っていたが「本当に結婚がしたくてもできない人への配慮が足りなかった」から謝罪する? おかしくないか?